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看護師の人手不足による業務量過多の問題!

心身を圧迫するほどの「業務量」

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人手不足がもたらす悪循環

看護師の頭を悩ませる大きな問題の一つに、「慢性的な人手不足」があります。人手が不足すると、必然的に一人あたりの担当患者数が増加し、業務過多に陥りやすくなります。過酷な労働環境は、心身の疲弊を生み、離職を考える看護師を増やす一因にもなっています。そして、辞める人が増える一方で、少子高齢化の影響で現役世代は減少し、人材確保はますます困難になることも懸念されています。必要な医療を提供する体制の維持が危ぶまれるという悪循環に陥っているのです。
この悪循環を断ち切るためには、看護師の労働環境改善、待遇改善は喫緊の課題です。待遇改善によって看護師のなり手が増えれば、業務負担も軽減できるはずですよね。このようにして、より質の高い医療を提供できる体制を構築していくことが大切です。

勤務時間外の研修や勉強会

業務量の多さ以外に、「勤務時間外に行われる研修や勉強会」も看護師に多い悩みです。日々の業務で疲弊している中、時間を作ってスキルアップや知識の習得に励まなければならないとなると、大きな負担となってしまいますよね。医療の進歩は目覚ましく、新しい知識や技術を習得することは、看護師として当然求められることです。しかし、勤務時間内に研修時間を十分に確保できず、自分の時間を使って勉強会に参加したり自宅学習をしたりする必要がある場合、心身の休養がおろそかになりがちです。
本来であれば、患者さんのために使うべきエネルギーが、過剰な負担によって削られてしまうことは、本人にとっても医療現場にとっても大きな損失と言えます。なかには看護師のこのような負担をなくすために、勤務時間内に研修や勉強会を行う病院もあるようです。ただ、まだこの体制は浸透しているとはいえず、悩む看護師が多いんです。

残業が多くなりがちな部署

「残業問題」も看護師に多い悩みの一つであり、その背景には部署ごとの業務内容の違いも関係しています。特に、患者さんの容態が急変しやすい「急性期の現場や、手術室、そして、救急医療に対応している病院」などは、他の部署に比べて残業が多くなりがちですよね。
急性期の現場では予期せぬ事態が発生することも多く、看護師は患者さんの状態を注意深く観察して迅速な対応が求められます。一息つく間もなく、次の処置やケアへと追われることも少なくありません。
また、手術室では、手術の前後における患者さんのケアや手術中の医師のサポートなど、緊張感の高い業務が続きます。手術の開始時間や終了時間が予定より遅れることが多く、残業に繋がるケースもあります。
そして、救急医療の現場では、時間との闘いの中で一刻を争う救命処置が行われるため、看護師は体力面だけでなく精神面でも大きな負担を抱えます。一分一秒を争う状況下での業務は、看護師にとって大きなプレッシャーとなり、残業時間の増加にも繋がってしまうんですね。

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